『ハロウィン』続編、9月から撮影へ
ジョン・カーペンター監督の『ハロウィン』(1978)第1弾から40年後を舞台にした映画『ハロウィン』(2018)の続編が、9月から撮影に入るとColliderなどが報じた。
本作は、前作から引き続きユニバーサル・ピクチャーズとブラムハウス・プロダクションが手掛ける予定。キャスト陣も、『ハロウィン』シリーズの主人公でローリー・ストロード役のジェイミー・リー・カーティス、ローリーの娘カレン役のジュディ・グリア、カレンの娘アリソン役のアンディ・マティチャックが続投する。脚本も前作同様にデヴィッド・ゴードン・グリーンが執筆している。監督は正式に決まっていないが、おそらく再びデヴィッド・ゴードン・グリーンがメガホンを取る模様だ。
『ハロウィン』(2018)は、製作費わずか1,000万ドル(約11億円)にもかかわらず、昨年10月米公開の第1週には、7,620万ドル(約83億8,200万円)の興行成績をたたき出し、ホラー・フランチャイズ作品の歴代記録を塗り替えた。その後、米国内で1億5,900万ドル(約174億9,000万円)、世界興行収入は2億5,500万ドル(約280億5,000万円)を稼ぎ出し、内容もオリジナル映画のファンを納得させるだけでなく、批評家の評価も高かった。(1ドル110円計算)
今のところ正式な公開予定日は決まっていないものの、ユニバーサル・ピクチャーズは、タイトル未定のブラムハウス・プロダクションズの映画を2020年10月16日公開に設定していて、おそらくこれが、続編の公開日になると予想されている。続編もジョン・カーペンター監督が製作に関わるため、期待できる作品になりそうだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)