「きのう何食べた?」11話に「神回」と視聴者興奮
21日深夜に放送された「きのう何食べた?」(テレビ東京系・毎週金曜深夜0時12分~)第11話は、最も泣けるエピソードだったかもしれない。久々の登場となった小日向(山本耕史)&ジルベールこと井上航(磯村勇斗)カップルを交えたクリスマスディナーの男子会で、シロさん役の西島秀俊が迫真の演技を見せた。(ネタバレあり)
週刊モーニングで連載中のよしながふみの人気漫画に基づき、倹約家で料理上手のシロさんこと筧史朗(西島)と、その恋人で人当たりのいい美容師・矢吹賢二(内野聖陽)の同居生活を「食」を軸に描く本作。第4話に続いてクリスマスシーズンのエピソードが展開した第11話では、シロさん&ケンジ宅で小日向&ジルベールと再びの男子会が行われた。
ラザニア(前回より少しアレンジされている)、明太子とサワークリームのディップとバゲット、ブロッコリーとあさりの炒め物、アールグレイミルクティーのシャーベットなど、シロさんが作ったクリスマスメニューのおいしそうなことといったら! 「何、このデブ製造機みたいなメニュー!」など毒舌全開のジルベールと、さりげなくシロさんからもらった“愛”の指輪を自慢するケンジとの攻防がユーモラスに展開したかと思えば、正月の話題になると打って変わってしんみりとしたムードに。
正月を共に過ごそうと持ち掛けたジルベールにシロさんが返したのは、ケンジを実家に連れていくという意外な言葉。いつもはクールなシロさんが涙ながらに語りだしたその理由に、ケンジのみならず小日向もウルウル。放送後、視聴者から西島への絶賛のほか、「神回」と興奮のリアクションが続々。
いよいよ次回は最終話。早くも「寂しい」「あっという間すぎる」とロスを叫ぶファンの声が飛び交っており、シーズン2の実現に激しく、熱い期待が寄せられている。(編集部・石井百合子)