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『ボディガード』続編はダイアナ元妃が主演候補だった

ダイアナ元妃、ケヴィン・コスナー
ダイアナ元妃、ケヴィン・コスナー - (左から)Julian Parker / UK Press via Getty Images、Michael Tran / FilmMagic / Getty Images

 1990年代の大ヒット映画『ボディガード』の続編に、ダイアナ元妃が主演候補に挙がっていたことをケヴィン・コスナーが明かしたと、Peopleが報じている。

【作品写真】『ボディガード』

 これは、PeopleTVの「Couch Surfing」というインタビューコーナーでケヴィン明かしたもので、ダイアナ元妃が、オリジナル映画のホイットニー・ヒューストンさんと似たような役柄で、続編に興味を示していたそうだ。そんなダイアナ元妃とケヴィンの関係をつなごうとしたのが、ファーギーの愛称で親しまれたヨーク公爵夫人サラ・ファーガソンさん(チャールズ皇太子の弟アンドリュー王子の元妻)。「サラは、(われわれにとって)とても重要だった。僕が彼女にずっと敬意を表しているのは、僕とダイアナとの対話をセットアップしてくれたからだ。彼女はセットアップしてくれたにもかかわらず、一度も僕に『わたしだって、プリンセス(公爵夫人)よ!』と言わずに、そのアイデアにとても協力的だった」と当時を振り返った。

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 そんなサラさんのおかげで、ダイアナ元妃と電話で話をすることになったという。「ダイアナ元妃が信じられないくらい丁寧に、電話で話してくれたのを覚えているよ。彼女は『キスシーンのようなものはあるのかしら?』と聞いてきたんだ」と語るケヴィン。心配するダイアナ元妃の言葉に「そうだね、少しはそういうところもあるかもしれない、でも僕らで、どうにかできると思う」と話したことを明かしている。

 ちなみにケヴィンは、以前にもアンダーソン・クーパーのトーク番組「アンダーソン」で、『ボディガード』の続編は、ケヴィン演じるフランクが、ダイアナ元妃演じるキャラクターとロマンチックな関係になる前に、パパラッチやストーカーから守るという設定で描くことになっていたと話していた。だが、今回初めてダイアナ元妃との会話やサラ・ファーガソンさんが、二人をつなげるために関わっていたことを明かした。

 実際にケヴィンが続編の脚本を受け取ったのは、ダイアナ元妃の死の前日だったという。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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