実写版『リトル・マーメイド』でジェイコブ・トレンブレイ出演交渉
映画『シカゴ』のロブ・マーシャル監督が手掛ける予定のディズニー実写版『リトル・マーメイド/人魚姫』で、ジェイコブ・トレンブレイ、アウクワフィナが出演交渉に入ったと、Deadlineほか複数のメディアが報じている。
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1989年に手掛けられたオリジナル版は、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの童話「人魚姫」をディズニー風ミュージカルに仕立てた名作アニメーション映画。海底の世界、アトランティスの人魚姫アリエルが、嵐で沈没した船に乗っていた地上の王子エリックを助けたことから巻き起こる恋物語だ。主題歌「アンダー・ザ・シー」は、アカデミー賞主題歌賞を受賞し、作曲を担当したアラン・メンケンも、同賞で作曲賞を受賞した。
先ごろ、人魚のアリエルを、彼女の美しい声と引き換えに人間に変えた海の魔女アースラ役でメリッサ・マッカーシーが出演交渉に入り、新たに映画『ルーム』で一躍注目を浴びたジェイコブ・トレンブレイが、アリエルの地上への関心を理解している親友フランダー役、そして『クレイジー・リッチ!』などで知られるアウクワフィナが、人間の情報を得ようとアリエルから頼られている陽気で楽天家のカモメ、スカットル役で出演交渉に入ることとなった。
脚本は、映画『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』のジェーン・ゴールドマンが執筆した脚本を、『メリー・ポピンズ リターンズ』でマーシャル監督とタッグを組んだデヴィッド・マギーが改稿。製作は、マーシャル監督の他に、『ラ・ラ・ランド』のマーク・プラット、大ヒットミュージカル「ハミルトン」で脚本・作詞作曲・主演を務めたリン=マヌエル・ミランダらが務める。ミランダは、オリジナル映画の作曲を手掛けたアラン・メンケンと共に新たな楽曲も手掛けるという。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)