ブロードウェイでジョンソン大統領役にブライアン・コックス
映画『チャーチル ノルマンディーの決断』でウィンストン・チャーチルを演じ、テレビドラマ「キング・オブ・メディア」のローガン役で知られる俳優のブライアン・コックスが、ブロードウェイの舞台でリンドン・B・ジョンソン大統領を演じるとDeadlineなどが報じた。
コックスが出演するのは、トニー賞作品「オール・ザ・ウェイ/ All the Way」の続編となる舞台「ザ・グレイト・ソサエティ/ The Great Society」。
「オール・ザ・ウェイ/ All The Way」は1992年にピューリッツァー賞戯曲部門で受賞を果たしたロバート・シェンカンの舞台。ケネディ大統領暗殺後に副大統領から大統領に昇格したリンドン・B・ジョンソンを「ブレイキング・バッド」のブライアン・クランストンが演じ、クランストンはトニー賞演劇部門で主演男優賞を受賞。その後、同作品は1週間の興行収入がミュージカル作品ではない舞台でのブロードウェイ記録を樹立している。
「ザ・グレイト・ソサエティ/ The Great Society」はその後の公民権運動、マーティン・ルーサー・キング牧師、ロバート・F・ケネディの暗殺やベトナム戦争、そして再出馬を断念したジョンソン大統領の日々を描くものになる。
キング牧師役で「11/22/63」のグランサム・コールマンがブロードウェイデビューを果たすほか、「ジ・アメリカンズ」のフランク・ギャド役で知られるリチャード・トーマスがヒューバート・ハンフリー副大統領を演じる。ロバート・F・ケネディ、J・エドガー・フーバー、レディ・バード・ジョンソンなどのキャスティングはまだとのこと。舞台は9月6日(現地時間)に開幕し、12週間の限定上演になるという。(澤田理沙)