菅田将暉「ご飯に牛乳」変人っぷり明かす 共演者からツッコミ
菅田将暉が26日、TOHOシネマズ日比谷で行われた映画『アルキメデスの大戦』の初日舞台あいさつに来場し、自身の“変人っぷり”を告白して共演者からツッコミを受ける一幕があった。この日は浜辺美波、柄本佑、舘ひろし、山崎貴監督も来場した。
めっちゃ笑顔!菅田将暉&浜辺美波らトークで盛り上がる【写真】
「ドラゴン桜」などの三田紀房による同名コミックをもとにした本作は、1930年代の大日本帝国海軍で、天才数学者・櫂直が戦艦大和の建造計画を阻むため頭脳戦に挑む姿を描く物語。初日を迎えたこの日、菅田は「会場に入ったときの熱気に、何とも言えない重さがあって、みなさんちゃんと観てくださったんだなと思い、とても嬉しいです」とあいさつ。
続けて山崎監督は「ここに来るまでエゴサーチをしていました」と明かすと、菅田は「エゴサーチするんですか!」とビックリ。だが、舘はポカンとした様子で「エゴサーチって?」と質問し、笑いを誘う。山崎監督からレクチャーを受けた舘は「勉強になるなあ」としみじみ。菅田が「舘さんは知らなくていいんです」と続けて、会場は和気あいあいとした雰囲気に包まれた。
そんな館が印象に残っているシーンは、菅田演じる数学者の櫂が黒板に数式を書くシーンだという。「本当に感動しました。撮り終わったあとも、監督はずっとカメラを回していて、そこにいたおじさん俳優たちもみんな拍手していました」と惚れ惚れした様子。菅田は「数式を書いているときは、(自分が)どんな顔をしているのか分からないのですが、カットの後の拍手は嬉しかったです」と笑みを浮かべた。柄本も「あの“黒板芸”は本当に見事。感動しました」と称賛すると、菅田は「あれは“黒板芸”だったんだ!」と笑ってみせた。
そんな櫂が“変わり者”と呼ばれていることにちなみ、登壇者たちは「自分のここが変だ」と思うところを発表することに。まず菅田が「いつも論争になるのですが、ご飯のときには牛乳(を飲むの)が好きなんです」と告白して、柄本ら共演者から「それは変だわ!」とツッコまれる。だが、館だけは「俺は分かるような気がするなあ」と擁護すると、菅田は大喜び。舘は「僕らの時代は脱脂粉乳だったけどね(笑)。英国のデザートにはライスプディングというのがあって、その感覚だと思うな」と続けて、「俺がやっていたのはそれか!」と菅田を驚かせた。
また、浜辺は「寝るときは横になるよりも、座って寝るほうがよく寝られるんです。リクライニングシートを倒さないし、移動のときも椅子のほうがよくて。でも、みなさんやっちゃダメですよ! 背骨が曲がると言われたので」とコメント。すると舘が「(浜辺は)変わっているんですよ。この前も一緒に番組をやったんですが……。あれ、別の人だっけ?」とおとぼけぶりを披露してしまい、登壇者たちから「浜辺さんです!」と総ツッコみを受けた。仲の良さを発揮したキャストたちのやりとりに、会場は終始笑いに包まれていた。(取材・文:壬生智裕)
映画『アルキメデスの大戦』は全国公開中