ジェニファー・ロペス、新作映画で実在の麻薬の女王に
歌手・女優・プロデューサーなど様々な顔を持つジェニファー・ロペスが、コロンビアの麻薬の女王グリセルダ・ブランコを題材にした新作映画『ザ・ゴッドマザー(原題) / The Godmother』で主演を務めるとDeadlineなどが報じた。
【写真】現在婚約中!お相手はヤンキースで活躍したアレックス・ロドリゲス
本作はもともと3年前にHBOで企画が立ち上げられたが、現在は映画化作品として進められ、STXフィルムズがジェニファーとタッグを組んで製作することになっている。ジェニファーは主演だけでなく、自身が主演していたテレビシリーズ「シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察」のエレイン・ゴールドスミス=トーマス、ベニー・メディナらと共に製作も担当する。
脚本は、テレビシリーズ「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」のテレンス・ウィンターとテレビシリーズ「ストレイン」のレジーナ・コラードが共同執筆。監督は未定だが、ジェニファーが候補に挙がっているようで、もし決まればジェニファーにとって初の長編監督作品になる。
実在するコロンビアの麻薬の女王グリセルダ・ブランコは、17歳の時に偽のパスポートでアメリカに入国。ニューヨークで3人の息子を育てながら麻薬密売の世界に足を踏み入れ、老人や子供を使って麻薬を密輸し、200件以上の殺人事件の首謀者とみられていたが、2012年に精肉店を出てきたところをオートバイに乗った男に銃で撃ち殺されている。
ちなみに昨年、アメリカのケーブルチャンネルLifetimeでも、グリセルダ・ブランコを扱った伝記映画『コカイン・ゴッドマザー:ザ・グリセルダ・ブランコ・ストーリ(原題) / Cocaine Godmother: The Griselda Blanco Story』が手掛けられ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズが主演を務めた。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)