ブラピ主演の宇宙映画、ベネチア映画祭コンペ部門に出品決定
第76回ベネチア国際映画祭
ブラッド・ピットが主演を務め、トミー・リー・ジョーンズと共演したスペース・アクション映画『アド・アストラ』(9月20日公開)が、現地時間8月28日からイタリアで開催される第76回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品されることが明らかになった。
同作は、地球外知的生命体探求に尽力した父親(トミー)に憧れて宇宙飛行士になったロイ・マグブライド(ブラッド)が、消息を絶っている父の謎を探っていく物語。『エヴァの告白』『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』などのジェームズ・グレイ監督がメガホンを取り、『ラビング 愛という名前のふたり』のルース・ネッガや『アルマゲドン』のリヴ・タイラーらも出演している。
第76回ベネチア映画祭のコンペ部門には本作のほか、ホアキン・フェニックスがDCコミックスの悪役ジョーカーを演じた『ジョーカー』(10月4日公開)、スカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライヴァーが共演した『マリッジ・ストーリー(原題) / Marriage Story』(日本公開未定)、『オーシャンズ11』などのスティーヴン・ソダーバーグ監督がメガホンを取ったNetflixオリジナル映画『ザ・ランドロマット -パナマ文書流出-』(2019年配信)も選出されている。
日本関連では、是枝裕和監督の新作『真実』(10月11日公開)がコンペ部門に正式出品されて映画祭のオープニングを飾ることが決定しており、中国の名優コン・リーとオダギリジョーが共演した映画『サタデー・フィクション』(2020年公開)もコンペ部門に選ばれている。また、昨年の第75回ベネチア映画祭に『斬、』で参加していた塚本晋也監督が、今年のコンペ部門の審査員を務める。(編集部・海江田宗)