ポン・ジュノ監督のパルムドール受賞作『パラサイト 半地下の家族』来年1月公開
韓国映画で史上初のカンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)を受賞したポン・ジュノ監督の新作が、『パラサイト 半地下の家族』の邦題で2020年1月よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開される。
本作は、半地下住宅で暮らす、全員失業中の貧しい一家の長男が、IT企業を経営する裕福な一家の家庭教師になったことから巻き起こる悲喜劇。相反する2つの家族を軸に、コミカルかつサスペンスフルな語り口で格差社会を痛烈に批判する。
主演は、ジュノ監督と『殺人の追憶』(2003)、『グエムル -漢江の怪物-』(2006)、『スノーピアサー』(2013)に続き4度目のタッグとなる名優ソン・ガンホ。共演に『ソニはご機嫌ななめ』のイ・ソンギュン、『後宮の秘密』のチョ・ヨジョン、『オクジャ/okja』『新感染 ファイナル・エクスプレス』のチェ・ウシクら。
韓国では5月末に公開され、観客動員数1,000万人を突破。フランスでは150万人目前となっている。(編集部・石井百合子)
映画『パラサイト 半地下の家族』は2020年1月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開