実写版『アラジン』続編の状況、プロデューサーが回答
ディズニー実写版『アラジン』の続編について、プロデューサーのダン・リンが企画の現状を SYFY WIRE で明かした。
ウィル・スミス&山寺宏一『アラジン』名曲を即興パフォーマンス!
『シャーロック・ホームズ』シリーズのガイ・リッチー監督がメガホンを取り、ウィル・スミスがランプの魔人ジーニーにふんした『アラジン』は、全世界累計興行収入10億3,496万4,778ドル(約1,138億円・1ドル110円計算)を記録。日本でも、公開41日間で興収100億円超えの大ヒットとなっている。(数字は Box Office Mojo 、配給調べ)
ダンは同サイトに対して、続編の企画が初期段階にあることを説明。企画の正式なGOサインは出ていないものの、前作を手掛けたリッチー監督について「(続編での再タッグは)私たちにとっての願いです」と語っており、「興行的に成功を収める前から、リッチー監督とウィル(・スミス)は本作の製作が人生において一番の経験になったと言っていました。私たちは、リッチー監督や製作陣を再集結させたいですし、『アラジン』の新作を作るとしたら、リッチー監督に撮ってもらいたいです」と監督続役を熱望している。
またダンは、ファンから『アラジン/ジャファーの逆襲』(アニメーション版の続編にあたるビデオ作品)の実写化を熱望する声が多く届いていることも告白。「現状、続編の企画が初期段階にあることしか言えませんが」と前置きしつつ、「前作と同様に、単なるアニメーション作品のリメイクにはならない予定です」と語っている。
ディズニーの実写映画に関しては、現在『ライオン・キング』が公開中。今後も、『ドラゴン・キングダム』のリウ・イーフェイが主演を務める『ムーラン(原題) / Mulan』が2020年3月に全米公開されるほか、黒人歌手ハリー・ベイリーを主演に迎えた実写版『リトル・マーメイド』の製作も進行している。(編集部・倉本拓弥)