キルステン・ダンストがハリウッド殿堂入り
映画『メランコリア』『スパイダーマン』などの女優キルステン・ダンストが、ハリウッド殿堂入りを果たす。式典を主催する Hollywood Chamber of Commerce の公式サイトによって明らかになった。
式典は、8月29日午前11時半(米西海岸時間)に、ハリウッド・ブルーバードとラ・ブレア通りが交差する「Walk of Fame」の入り口付近で開催される。ゲストスピーカーとして、ソフィア・コッポラ監督、キルステンの婚約者で俳優のジェシー・プレモンスらが参加する予定。
これまで40作以上もの映画・テレビ作品に出演してきたキルステンは、1982年米ニュージャージー州のポイントプレザント生まれ。3歳の頃からモデル会社と契約し、約70本以上のCMに出演してきた。一躍、彼女の名を世間に知らしめたのは、トム・クルーズ、ブラッド・ピットが共演した映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』で、ゴールデン・グローブ賞の助演女優賞に12歳の時にノミネートされた。
その後、映画『ジュマンジ』『ヴァージン・スーサイズ』『チアーズ!』などに出演し、若手女優として脚光を浴び、人気シリーズ『スパイダーマン』ではピーター・パーカーの恋人メリー・ジェーン・ワトソン役を務め、世界的に注目された。そして、ソフィア・コッポラ監督の『マリー・アントワネット』、ラース・フォン・トリアー監督の『メランコリア』、レスリー・ヘッドランド監督の『バチェロレッテ -あの子が結婚するなんて! 』など、作家性の強い監督ともタッグを組んできた。
私生活では、テレビドラマ「FARGO/ファーゴ2」で共演したジェシーと婚約し、男児をもうけている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)