“インドの国宝”アーミル・カーン来日決定!『シークレット・スーパースター』引っ提げ
【2019年8月29日追記】
次回作の制作予定変更により、アーミル・カーンの来日はキャンセルされました。9月11日に予定されていた「『シークレット・スーパースター』上映&トークショー」も中止となりました。
映画『きっと、うまくいく』などで知られ、“インドの国宝”と称されるほどの人気を誇る俳優アーミル・カーンが、製作・出演作『シークレット・スーパースター』(ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで全国公開中)を引っ提げて来日することが決まった。アーミルは9月11日に丸の内ピカデリーで行われる来日記念トークショーに登壇する予定だ。
『シークレット・スーパースター』は、根強い男女格差のあるインドで、父親に内緒でYouTubeに歌動画を上げて自らの人生を引き開いていく歌手志望の少女と、その母の愛を描いた感動作。アーミルが自身の元マネージャーが執筆した脚本にほれ込んで出演・製作を買って出た作品で(元マネージャーのアドヴェイト・チャンダンは本作で監督デビュー)、歌手を夢見る主人公のために一肌脱ぐ落ち目の音楽プロデューサー、シャクティ・クマール役で怪演も見せている。
今回の来日は国際交流基金アジアセンターによる日本・インド映画交流事業の一環で決まったもので、アーミルは10月18日に日本公開を控える『ガリーボーイ』の女性監督ゾーヤー・アクタルと共にトークショーに登壇。『シークレット・スーパースター』およびインド映画の近況や日本映画などをテーマにトークをする。また、本年9月からは国際交流基金がインドで日本映画祭を開催することも決まっており、日本とインドの映画交流がさらに活性化されることが期待される。
アーミルの公式での来日は、およそ5年ぶり2度目となる。現在はトム・ハンクス主演の大ヒット作『フォレスト・ガンプ/一期一会』のインドリメイクとなる『Lal Singh Chaddha(原題)』のクランクインを控えており、『シークレット・スーパースター』のチャンダン監督と再タッグを組むことでも注目されている。(編集部・市川遥)
<日本・インド映画交流イベント>『シークレット・スーパースター』上映&トークショーは9月11日に丸の内ピカデリーで開催(時間未定・トークショーは映画上映後に実施)
チケットは「チケットぴあ」にて8月24日11時よりプレリザーブ、8月31日より10時より一般発売予定