『スター・ウォーズ』EP9、レイがダークサイドに?衝撃の新映像&ビジュアルD23で公開!
現地時間24日、映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(12月20日全国公開)の新映像とティザービジュアルが、米アナハイムで開催中の「D23 Expo 2019」内で公開され、衝撃的なレイの姿を捉えた映像と、パルパティーンの描かれたビジュアルに、会場は驚きの声に包まれた。
レイが手したライトセーバーは!?『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』特別映像(英語)
映像は会場のファン向けに公開されたもので、荒れ狂う海に浮かんだスター・デストロイヤーとおぼしき戦艦の甲板で戦うレイとカイロ・レン、砂漠の星に広がる街を見下ろすレイ一行が、コックピットに座るフィンと新キャラクターのジェナなど、新カットが満載。そして最後には、黒いローブとフードに身を包んだレイの姿が映し出される。
まるでシスのようなレイの手には、ダース・モールを思わせる赤いダブル=ブレード・ライトセーバーが。彼女のダークサイド落ちを予感させる姿に、会場はどよめきに包まれた。
そしてティザービジュアルには、ライトセーバーを手に対峙するレイとカイロ・レンの背後に、ダークサイドの権化であるパルパティーンの姿が。パルパティーンは、銀河帝国を創設した元老議員であり、その正体はシスのダース・シディアス。果たして本作では、彼がレイに何らかの影響を与えることになるのか。
この日のプレゼンテーションには、J.J.エイブラムス監督、ルーカス・フィルム代表のキャスリーン・ケネディ、デイジー・リドリー(レイ役)、ジョン・ボイエガ(フィン役)、オスカー・アイザック(ポー・ダメロン役)、ケリー・マリー・トラン(ローズ役)、アンソニー・ダニエルズ(C-3PO)、ビリー・ディー・ウィリアムズ(ランド・カルリジアン役)、そして新キャストのナオミ・アキ(ジャナ役)とケリー・ラッセル(ゾリ・ブリス役)が登壇。“スカイウォーカーサーガ”の完結編となる本作について「なかなか飲み込めていません」というアンソニーは「でも、皆さんはこの終わりを気に入ってくれると思います」としみじみ語る。
また、「40年(以上)続いたサーガの完結を祝福するのは、最高の気分です」と語ったエイブラムス監督は、本作の撮影前に亡くなった、レイア役キャリー・フィッシャーさんの存在にも言及。「この9作品の終わりは、レイアなしに語れません。そこで僕らは、エピソード7で撮っていた映像を使用して、キャリーを出演させることができると考えたのです」と明かすと、「もともと僕は、本作を監督するはずではありませんでした。その後、彼女が亡くなり、僕が監督として雇われ、彼女を出演させようと昔のフッテージを探しまわった。実はキャリーは、生前の自伝のなかで、僕に向けて『二度も私に我慢してくれてありがとう』と書いてくれていたんです。その時点で僕は『フォースの覚醒』でしか、彼女と働いていなかったのにね」と本作にまつわる不思議な縁を明かしていた。(編集部・入倉功一)