ジュード・ロウ、ダンブルドア役とローマ教皇役はどっちが大変?自分史上最小の衣装はテーブルナプキン1枚
第76回ベネチア国際映画祭
現地時間9月1日、イタリアで開催されている第76回ベネチア国際映画祭の中でドラマ「ザ・ニュー・ポープ(原題) / The New Pope」の公式会見が行われ、主人公のアメリカ人ローマ教皇にふんしたジュード・ロウが出席。『ファンタスティック・ビースト』シリーズで演じている魔法使いのダンブルドアに絡めた質問に回答した。
【動画】ジュード・ロウ、白の海パン姿!「ザ・ニュー・ポープ(原題)」ティザー予告編
イタリア人記者から「今作のローマ教皇、ダンブルドアのような魔法使い。どちらを演じるのが大変ですか?」と聞かれたジュードは、「まいったな……」と困った素ぶりを見せながら笑顔になり、会場も笑いにつつまれる。
「どちらの役にも、それぞれに様々な挑戦があります。どちらも役についてたくさん研究する必要があります」と語り、「共通点としてはどちらもパワーを持っていますが、そのパワーの使い方は違います」と続ける。「でも基本的に演じる際に意識するのは、脚本がどういったものなのか、誰が監督なのかということですね。この作品も楽しかったです」とコメントした。
本作は先日公開された予告編で、白の海パンを一枚だけ履いたジュードの姿が話題になった。そのことについて聞かれたジュードは再び笑いながら、「驚くと思いますが、僕はこの新シリーズにあの白の海パンよりも小さい衣装で出ているシーンがあるんです」と答えた。
「それは1枚のテーブルナプキンです。写真まで撮ってしまいました。今まで僕が渡された衣装の中で史上最小であることが間違いない小ささでしたから。衣装の担当の人に『今日の衣装はなんですか?』って聞いたら彼女は笑いながら一枚のナプキンを見せてきたんです! 今日撮影だったらよかったのにな。撮った時はちょっと寒かったから」と身振り手振りも使って楽しそうに振り返っていた。
「ザ・ニュー・ポープ(原題) / The New Pope」は、ジュード・ロウが主演した「破天荒な史上初のアメリカ人ローマ教皇が誕生したら?」という設定の「ヤング・ポープ 美しき異端児」に続くドラマ作品。『グレート・ビューティー/追憶のローマ』『グランドフィナーレ』などのパオロ・ソレンティーノ監督がメガホンを取っている。映画祭の特別枠として、新シリーズの第2話と第7話がベネチア映画祭でプレミア上映された。(編集部・海江田宗)