有村架純×坂口健太郎「そして、生きる」劇場公開 未公開シーン加え再編集
有村架純と坂口健太郎が主演を務めるWOWOWドラマ「そして、生きる」(WOWOWプライムで毎週日曜夜10時~放送中)が9月27日より劇場公開されることが決定した。ドラマ全6話に未公開シーンを加え、約2時間に再編集したかたちで上映される。
本作は、東北、東京、フィリピンを舞台に、東日本大震災後に気仙沼でのボランティア活動で出会った瞳子(とうこ/有村)と清隆(坂口)の絆、愛の行方を描くラブストーリー。朝ドラ「ひよっこ」(2017)でも有村とタッグを組んだ岡田惠和が脚本を務め、映画『君の膵臓をたべたい』『響-HIBIKI-』などの月川翔が監督を務める。
劇場公開決定に有村、坂口は以下のようにコメントしている。「この素晴らしいチームだからこそ完成した作品が、また奇跡を生んでくれた、という気持ちです。撮影中は、劇場版として改めて作っていただけるとは思いませんでしたが、キャストスタッフ一同、野望を抱いておりました。ですので、こんなに早くこのような形でより沢山の方々にご覧になって頂ける機会を設けて頂いた今、とてもとても幸せですし、劇場版を作ることは簡単なことではないので、本当に関係者の方々に感謝の気持ちでいっぱいです」(有村)、「この作品がドラマを超え、映画として沢山の方々に観てもらえること、とても嬉しく思います。生きていくことの喜び、悲しみ、そして痛みを、清隆という人物を通して演じさせていただきました。美しい映像と力強く生きている登場人物の今を見ていただき、そして全6話あるドラマも是非ご覧下さい」(坂口)。
有村と坂口は、これまで坂元裕二脚本のドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(2016)や行定勲監督の映画『ナラタージュ』(2017)などで共演。公開中の映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』にも声優として共に名を連ねている。
瞳子の友人の韓国人ハン・ユリ役に女性アイドルグループKARAの元メンバー・知英、瞳子に思いを寄せる高校の後輩、久保真二役に岡山天音、被災地・気仙沼で理髪店を営む坂本役に萩原聖人、瞳子の育ての父親・和孝役に光石研、清隆の母親・美恵子役に南果歩。(編集部・石井百合子)
『劇場版 そして、生きる』は9月27日よりイオンシネマ板橋、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開