森山未來主演作、釜山国際映画祭オープニング作品に決定
ダンサー、俳優の森山未來が全編カザフ語に挑む、日本・カザフスタン合作映画『オルジャスの白い馬』(2020年1月18日公開)が、10月3日より韓国で開幕する第24回釜山国際映画祭のオープニング作品としてワールドプレミア上映されることが決定した。
本作は、森山が、2018年カンヌ国際映画祭最優秀主演女優賞に輝いたサマル・イェスリャーモワとダブル主演を務めるヒューマンドラマ。カザフスタンの大草原を舞台に、突然父を亡くした少年オルジャス(マディ・メナイダロフ)と、少年と母(サマル)の前に突然現れた寡黙な男カイラート(森山)の触れ合いを描く。森山は、カザフスタン人の設定で出演し、乗馬も披露する。
森山は、釜山国際映画祭オープニング作品への選出に以下のようにコメントを寄せている。「あらゆる文化が交差する、ユーラシア大陸のへそ。そんなカザフスタンに横たわる力強い大地に、東アジアの端からささやかな風が吹き抜けるようにこの作品に携わっていた気がします。才能溢れ、気さくで温かいスタッフ、キャストのみなさんと同じ時間を過ごせたことは僕の財産になりました。釜山映画祭であの空気感を観客のみなさまに体感していただけることを、心より嬉しく思います」
監督は、橋本環奈主演のR15+作品『シグナル100』(2020年1月24日公開)の公開を控える竹葉リサと、カザフスタン人監督エルラン・ヌルムハンベトフ。(編集部・石井百合子)