キアヌ・リーヴス来日!忍者の印で『ジョン・ウィック』ヒット祈願
俳優のキアヌ・リーヴスが10日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた映画『ジョン・ウィック:パラベラム』来日ジャパンプレミアにチャド・スタエルスキ監督と共に出席し、きゃりーぱみゅぱみゅらや忍者と一緒に忍者の印でヒットを祈願した。
本作は、キアヌふんする伝説の殺し屋ジョン・ウィック(キアヌ)の復讐を描いた人気シリーズの3作目。キアヌはこれまで、シリーズ1作目と2作目の公開時にも日本を訪問しており、今回で3作連続の来日となった。
満員となった客席の前に立ったキアヌは「ハロー! トーキョー! コンバンワ!」とあいさつすると、「『ジョン・ウィック:パラベラム』のジャパンプレミアにようこそ! (日本語で)ドウモアリガトウゴザイマシタ!」と付け加え、観客は大歓声。スタエルスキ監督も「皆さん来てくださってありがとう!」と満面の笑みを見せる。
そしてこの日は、劇中歌「にんじゃりばんばん」を歌う、きゃりーぱみゅぱみゅも来場。忍者をイメージしたきゃりーの衣装に、キアヌは「忍者ドレスって最高だよね。ファンタスティック!」と笑顔をみせると、「きゃりーさんの作品には、エンターテインメントでありながらすばらしい哲学があって。ハートがこもっているような気がしました」と称賛した。
「にんじゃりばんばん」が流れるのは、最強の暗殺者・ゼロ(マーク・ダカスコス)の率いるニンジャ軍団が、表の顔として経営する、すし屋が登場する場面。同曲を使用した理由について、スタエルスキ監督は「アクションと対比にあるような、ハッピーな曲を探していて、この曲がマーク・ダカスコスの登場するシーンにピッタリだと思ったんだ。編集室でもパーフェクト、これはマジックだねっていう風に、みんなで言っていたんだよ」と明かした。
さらにこの日は、厄払いや成功祈願の意味合いもあることから、本作のヒットを祈願して、全員で忍者の印を結ぶことに。ゲストとして登壇した、フリーランスで活動する忍者・弥圓佐助の指導を受けて「臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・在・前」と印を結んだキアヌは、初めての体験に笑顔を見せていた。
本作では、裏社会の聖域「コンチネンタルホテル」の掟を破ったジョン・ウィックが、裏社会の頂点に立つ闇の組織・主席連合の賞金首となり、世界中の暗殺者たちと激闘を繰り広げるさまを描く。(取材・文:壬生智裕)
映画『ジョン・ウィック:パラベラム』は10月4日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開