松重豊、“妻”北川景子との歳の差に不安も…DAIGO登場に炎メラメラ
俳優の松重豊が10日、都内で行われた映画『ヒキタさん! ご懐妊ですよ』完成披露上映会に妻役の北川景子と共に出席。実年齢では北川とおよそ二回り違うため、夫婦に見えるかどうか撮影中は不安でいっぱいだったという松重だが、北川の夫・DAIGOが撮影現場を訪れた際には「炎がメラメラと燃え上がりました」と振り返った。上映会には、松重、北川のほか濱田岳、山中崇、伊東四朗、細川徹監督も出席した。
本作は作家ヒキタクニオが自身の体験を基に書いたエッセイを原作に、自分が原因で子供ができないと知った夫と、その妻による妊活を描く。
映画『HERO』をはじめこれまで何度も共演経験がある松重と北川。それだけに台本を読んで「夫婦役」で共演することを知った松重は「ウィキペディアで北川さんの年齢を調べて、二回り違うことを知り、愕然としました。お客さんに『どう見たって夫婦に見えないだろう! この野郎!』と言われてしまう」と内心怖かったという。
一方の北川は「わたしは何度も共演させていただいていたので、松重さんなら絶対大丈夫」と自信があったようで、撮影初日にはすでに「夫婦になれたと思いました」とコンビネーションが抜群だったことを強調する。
実際の撮影現場では、松重と北川は常に会話を交わしコミュニケーションを取ることを心掛けていたという。松重は「いつも舞台あいさつとかで、現場の雰囲気は最高だったと話す人がいると『嘘つけ!』と思っていたのですが、この現場は待ち時間も本当に仲良く過ごせました」と撮影を振り返る。しかし、そんな幸せな時間にあるとき、ある人が来た。北川の夫であるDAIGOだ。
松重は「二人で楽しい時間を過ごしていたら、旦那さんが差し入れを持っていらして、微妙な三角関係になってしまったんです」と語ると、「でもとても素敵なご主人で、そのときは炎がメラメラと燃え上がりました」と発言し客席を沸かす。北川は「その節はすみませんでした」と謝罪していたが、松重は「でもそのとき3人で一緒にした会話が、作品に反映しているかもしれません」と夫婦を演じるうえで役に立ったことを明かしていた。(磯部正和)
映画『ヒキタさん! ご懐妊ですよ』は10月4日より全国公開