『IT/イット THE END』は恐ろしくも感動的 S・キングらが語る特別映像
作家スティーヴン・キングの代表作を実写化した、大ヒット映画の続編『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(11月1日公開)から、原作者のキングをはじめ、スタッフ・キャストが作品の魅力を語る特別映像が公開された。
【動画】『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』特別映像
アメリカの田舎町デリーを舞台に、子供の命を狙うピエロ姿の怪異ペニーワイズに、はみだし者の子供たち“ルーザーズ・クラブ”が対峙(たいじ)する本作。前作『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』から27年後を舞台に、再び不可解な連続児童失踪事件が起きた生まれ故郷に、大人になったルーザーズクラブの面々が集結する。キングは、前作を作り終えるころから監督のアンディ・ムスキエティと話すようになり、本作では直接脚本に関わっているという。
くしくも9月21日に誕生日を迎えるキングは、動画内で「前作で監督はキャラクターを掘り下げて描いた。だから主人公たちを応援したくなる素晴らしい映画体験ができる」と前作の出来栄えを称賛。キングの小説がそうであるように、観客に最上のホラー体験を提供しつつも、人間ドラマを大切に描いたことが本作の成功に寄与していると語る。
さらに各キャストたちも「仲間の絆の強さが試される」「人生や友情の物語も描かれている」「互いに力を合わせれば不可能はないということも描かれている」と本作の魅力を力説。前作に続いてR15指定となることが決定した本作だが、人々に恐怖を植え付ける存在に対して、友人同士が信頼し合って立ち向かう感動的なドラマを期待させる。
そして、ペニーワイズことIT=“それ”を演じたビル・スカルスガルドは「“それ”は、ルーザーズ・クラブを、たまらなく欲している。復讐をするためでもあるが、彼らを恋しく思っているんだ」と気になる証言。大人になった子供たちだけでなく、ペニーワイズのたどる運命も気になるところだ。(編集部・入倉功一)
映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』は11月1日より全国公開