山田裕貴、29歳の誕生日「なつぞら」メンバーが祝福「温かい気持ちに」
俳優の山田裕貴が21日、都内で行われた「ぽすくまのバースデーパーティー」オープニングセレモニーにスペシャルゲストとして登壇。NHK朝の連続テレビ小説「なつぞら」の雪次郎役でも話題の山田は、29歳の誕生日を朝ドラメンバーに祝福され、自身にある変化が起きたことを明かした。
2012年に誕生した日本郵便のキャラクター「ぽすくま」の誕生日を祝う本イベント。真っ赤なバラの花束と手紙を持って登壇した山田は、黄色い歓声を浴びながら、ぽすくまに「かわいいです。なに~? 癒される~」と悶絶し、「(言い方が)IKKOさんみたいになっちゃった」とはにかんだ。
3日前の9月18日に29歳になった山田は、「応援してくださっている皆様や、一緒にお仕事をするスタッフ・キャストの皆さんに“いい俳優”と思われる俳優であることと、人間としてもいい男になれるように今年も頑張りたい」と意気込み。「死んだときにニュースになる俳優」「葬儀の遺影では、ふざけてイェーイ! とやっているおじいちゃん」になりたいといい、「(遺影では)ふざけているのに、(参列した)たくさんの人が泣いている(状況が憧れ)。いい俳優の前に、いい人間でないと人は集まらないので、そういう人でいたい」と力を込めた。
また、今年の誕生日は「なつぞら」メンバーに祝ってもらったことも明かし、「誕生日は、盛大に祝ってもらえても、終わるといつもの生活に戻る感覚が寂しかったけど、今年は幸せが寂しさを超えて、温かい気持ちになりました。幸せを幸せと感じられる年齢になってきました」と自身の成長を喜んだ。
また日本郵便に絡んで「手紙」について話が及ぶと、11年前に友人からもらった手紙を披露。18歳で名古屋から上京する前日、自転車のかごに入っていたそうで、「お守り代わりにずっと財布の中に入れています。『お前ならきっとできる』と書いてあって、すごく感動して、頑張ろうと思えました」としみじみ語った。
最近は、ドラマ「特捜9」シリーズの“座長” 井ノ原快彦に手紙を書いたそうで、「警視庁捜査一課9係」シリーズの続編にあたる本作で、山田は新加入組の一人だったことから、「迎え入れてくれてありがとうございますと書きました」と告白。「自分で書いている感覚があっていい。今はネット社会で(SNSなどで気軽に)何でも書けるからこそ、ちゃんと(心を込めて)文字にした方がいい」と手紙の良さも説いていた。(取材:錦怜那)