今夜!傑作『ダークナイト』放送!吹き替え声優は?
スーパーヒーロー、バットマンと宿敵ジョーカーの死闘を描いた傑作『ダークナイト』(2008)が、今夜21時からフジテレビ系で放送される。オンエアを前に作品情報を交えながら、吹き替えキャストを紹介する。
悪役屈指の人気キャラクターであるジョーカーを怪演したヒース・レジャーが、映画の公開を前に急死し、アカデミー賞助演男優賞を受賞したことで伝説的な作品にもなった本作。『インセプション』などのクリストファー・ノーラン監督がメガホンを取り、主人公のブルース・ウェイン/バットマンをクリスチャン・ベイルが好演。『バットマン ビギンズ』(2005)に続く『ダークナイト』3部作の第2作にあたる作品で、架空の都市ゴッサム・シティーを舞台に、巨悪ジョーカーに立ち向かうバットマンらの決死の戦いを描いている。
ブルース・ウェイン/バットマンの吹き替えを務めるのは、ダニエル・クレイグ版『007』シリーズのジェームズ・ボンドなど、映画やドラマの吹き替え経験豊富な藤真秀。最凶の悪役・ジョーカーは、「仮面ライダー電王」デネブ役などのベテラン声優・大塚芳忠。
ブルースの執事アルフレッド(マイケル・ケイン)は、『天空の城ラピュタ』の親方役などでおなじみの糸博。バットマンと手を組むゴードン警部補(ゲイリー・オールドマン)は、「新世紀エヴァンゲリオン」の碇ゲンドウ役などで知られる立木文彦。
バットマンが真のヒーローとしての活躍を期待する新任地方検事ハービー・デント(アーロン・エッカート)は、「サイボーグ009」の島村ジョー役などの井上和彦。ブルースの幼なじみで検事補のレイチェル(マギー・ギレンホール)は、『スパイダーマン』のキルステン・ダンストなどヒロインの吹き替えを多数担当している岡寛恵。
ブルースが所有する大企業の経営を支えながらバットマンに必要なテクノロジーを提供するルーシャス・フォックスは、本作以外でもモーガン・フリーマンの吹き替えを多く務める坂口芳貞。ゴードン警部補の部下・ラミレス刑事は、『スター・トレック』のゾーイ・サルダナなど人気女優の吹き替え実績が多数ある東條加那子が担っている。
身を挺して悪者と戦うバットマンと、躊躇なく殺人を犯す凶暴なジョーカー。その死闘の行方、ドラマチックなストーリーが実力派の吹き替えで存分に味わえる。
バットマン生誕80周年となる今年は、ジョーカーの誕生を描く新作映画『ジョーカー』が10月4日に日米同時公開される。ホアキン・フェニックスが主演し、先日の第76回ベネチア国際映画祭で最高賞となる金獅子賞を受賞した話題作だ。(編集部・小松芙未)