『キングスマン』新作の新予告が公開!レイフ・ファインズ大暴れ
映画『キングスマン』シリーズ最新作『キングスマン:ファースト・エージェント』からフル尺の予告編が初公開された。ティザー予告よりもアクション多めで、主演のレイフ・ファインズが大暴れしている。
【動画】『キングスマン:ファースト・エージェント』海外版予告編
シリーズの前日譚として、『キングスマン』(2014)そして『キングスマン:ゴールデン・サークル』(2017)に登場したスパイ組織「キングスマン」がいかにして生まれたのかを描く本作。「史上最悪の暴君や犯罪首謀者たちが何百万人もの人々を一掃するために戦争を企てており、一人の男はそれらを阻止するため一刻を争わなくてはいけない」というのがすでに発表されているあらすじで、第1次世界大戦にかけてのスパイの闘いが描かれることになっている。
今回公開された予告編では、ロシアの怪僧ラスプーチン(『アメイジング・スパイダーマン』のリス・エヴァンス)の暗躍がたっぷり映し出されており、どうやら彼がメインの悪役となるようだ。デューク・オブ・オクスフォード役のレイフと若きコンラッド役のハリス・ディキンソンが、前2作で描かれたハリー(コリン・ファース)&エグジー(タロン・エジャトン)のような師弟関係を築いていくことも見て取れる。
また、歴史物のような格調高さがありながら、ロックバンド、ブラック・サバスの楽曲「War Pigs」を流すなど、監督のマシュー・ヴォーン節も全開。ハイテクなスパイグッズも大きな魅力となっていたシリーズだが、予告のラストにはこの時代ならではの手作り感あふれるグッズも登場して笑わせる。併せて公開されたポスターには、ドイツ皇帝(ヴィルヘルム2世)、ロシア皇帝(ニコライ2世)、イングランド王(ジョージ5世)という“いとこ同士”だった3人の君主を一人三役で演じた『ボヘミアン・ラプソディ』のトム・ホランダーの姿も確認できる。2020年2月に日本公開。(編集部・市川遥)