ベネディクト・カンバーバッチの新作にキルステン・ダンスト出演交渉
映画『ピアノ・レッスン』などのジェーン・カンピオン監督が手掛ける新作映画『ザ・パワー・オブ・ザ・ドッグ(原題)/ The Power of the Dog』で、当初主演予定だったエリザベス・モスが降板し、代役としてキルステン・ダンストが出演交渉に入ったと、Deadlineほか複数メディアが報じた。
本作は、Netflixが作家トマス・サヴェージの1967年の同名小説を映画化するもの。原作では1920年代米モンタナ州を舞台に、裕福な兄弟フィルとジョージ、ジョージと結婚した未亡人ローズを中心にしたストーリーが展開する。賢く冷酷なフィルと、気難しく温和なジョージが牧場を営む中で、ジョージが地元の未亡人ローズと極秘結婚したことから兄弟の関係に亀裂が生じていく。
キャストは、フィル役をテレビシリーズ「SHERLOCK(シャーロック)」のベネディクト・カンバーバッチ、ジョージ役を映画『それでも夜は明ける』のポール・ダノが演じることになっている。
本作は2021年に配信、劇場公開を予定している。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)