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ウィル・スミス、今年2回目の来日でも熱烈ファンサービス!

約40分のファンサービスでファンを熱狂させたウィル・スミス
約40分のファンサービスでファンを熱狂させたウィル・スミス

 来日中の俳優ウィル・スミスが17日、都内で行われた主演映画『ジェミニマン』(10月25日公開)のジャパンプレミアに登壇。5月に映画『アラジン』のプロモーションで日本を訪れたばかりのウィルだが、この日もハイテンションで、約40分にわたってファンとの交流を楽しんでいた。イベントには、アン・リー監督、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマー、日本語吹替キャストの菅野美穂江原正士山寺宏一も登場した。

【画像】豪華な吹替声優も登壇!

 本作は、すご腕の暗殺者・ヘンリーが、自身の若い頃のクローンに追い詰められていくさまを描いたアクション。ウィルは現在と20代のヘンリーの一人二役に挑戦している。

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 まさにウィル同士の対決を描く本作にちなんだ、青とオレンジの2色に彩られた“VS(ヴァーサス)カーペット”にウィルが現れると、約600人のギャラリーが集まった会場のボルテージは最高潮に。ファンの中には「ジーニー!」と『アラジン』で演じたキャラクターを呼ぶ声もあり、ウィルはその声にも笑顔を向け、サインや写真撮影に快く応じていた。

 ステージに上がったウィルは、『ジェミニマン』について「今回はものすごく面白い体験をしました。若い自分は100%CGでできていて、初めてその姿を見た時は圧倒されました。このテクノロジーはすごい! アン・リー監督は映画に革命を起こしたと思います」と監督の手腕を称賛。

 そのアン監督は、アカデミー賞監督賞に輝いた『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』(2012)の経験を挙げ、「トラをCGで作ることに挑戦した経験があったので、論理的に人間をCGで作ることもできるとわかっていました。でも、今回は年齢の違う同じ人間を作らなければいけない。さらにそれがスーパースターのウィルだから大変でした。観客もどう受け止めてくれるだろう……と考えましたね」と心境を告白。しかしそれは、「ワクワクする体験」でもあったといい「若いウィル・スミスは、ウィルの心のこもった演技と、500人ものアーティストが2年がかりで作った技術の結晶です」とフルCGウィルの出来栄えに自信を見せる。

 また、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなど大ヒット作をプロデュースしてきたジェリーは「素晴らしい2人と一緒に仕事ができて、素晴らしい作品ができました。でもこの2人ですからね。僕の仕事はとても楽でしたよ」と全幅の信頼を寄せていたことを明かしていた。(取材:錦怜那)

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