大御所たちの“マーベル批判” カンバーバッチが反応
『ドクター・ストレンジ』のベネディクト・カンバーバッチが、マーティン・スコセッシら巨匠たちがマーベル映画に対して批判的な発言をしたことについて語った。
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事の発端は『タクシードライバー』などで知られるスコセッシが、マーベル映画について「あれは映画ではない」と批判したこと。それに続いて『ゴッドファーザー』のフランシス・フォード・コッポラ監督も「『あれは映画ではない』と言ったマーティンは優しいよ。『卑劣だ』とは言わなかったからね。わたしならそう言うがね」と追随していた。
ラジオ番組「The Jenny McCarthy Show」に出演したカンバーバッチは「素晴らしいフィルムメーカーたちが、(マーベル映画のような)フランチャイズがすべてを乗っ取ってしまっていると言って、議論になっていることは知っているよ」と切り出すと、「ただ、俳優にとっては両極端の予算の映画に出られるのは幸せなことだよ」とコメント。
「確かに一人の“王”がすべてを支配して、独占してしまうのは良くないけれど、幸いそうはなっていない。われわれはこれからも監督たちをあらゆる面でサポートできるよう、考えていかなければいけない」と自身の見解を述べた。(編集部・中山雄一朗)