恋するボクサーの実話描くフィンランド発のラブストーリー、1月公開
ボクシング世界王者とのタイトル戦を目前に恋に落ちたボクサーの実話を描く、フィンランド発のラブストーリー『オリ・マキの人生で最も幸せな日』が、2020年1月17日より公開されることが決定。予告編では、フィンランド中の期待を背負ったボクサーの恋模様の一端が見られる。
本作は、第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門でグランプリを受賞し、フィンランドのアカデミー賞で最多10部門にノミネートされたラブストーリー。ボクシング世界王者のアメリカ人とのタイトル戦を控えたパン屋の主人公オリ・マキが、ある女性に恋心を抱くさまを、モノクロの16ミリフィルムで描き出す。
予告編は、世界王者との大一番に挑む主人公がスパークリングを披露する姿に加えて、恋に落ちた女性と唇を重ねるシーンなどが収められている。監督は、ヘルシンキを拠点に活動し、本作が長編初監督作となるユホ・クオスマネン。主人公オリ・マキを『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』(2017)などのヤルコ・ラハティが演じるほか、女優・歌手として活躍するフィンランド人女優オーナ・アイロラ、『ボーダー 二つの世界』のエーロ・ミロノフが共演に名を連ねる。(編集部・倉本拓弥)