チャン・ツィイー、東京国際映画祭を「最高の映画祭に」
第32回東京国際映画祭
第32回東京国際映画祭でコンペティション部門の審査委員長を務める中国の人気女優チャン・ツィイーが28日に六本木ヒルズで行われたオープニングイベントに登場。「最高の映画祭になることを願っております」と思いを語った。
カンヌ国際映画祭やトロント国際映画祭などこれまで数々の映画祭で審査員を経験したことがあるチャン・ツィイー。黒のドレスと宝石で圧倒的なゴージャスさをまとってレッドカーペットに現れると歓声の中を優雅に歩き、ビル・ガーバー、ジュリー・ガイエ、マイケル・ノアー、廣木隆一という4人の審査員たちとともにステージに上がった。
「グッドイブニング、レディースエンドジェントルマン」と話し始めてから「こんばんは」と日本語を使ってはじける笑顔を見せ、「みなさまにお会いできて本当に嬉しいです。最高の映画祭になることを願っております。ありがとうございます」と英語で述べた。
今年の東京国際映画祭のコンペ部門には『ばるぼら』(手塚眞監督)、『喜劇 愛妻物語』(足立紳監督)という日本からの2作品をふくむ、14作品が出品されている。映画祭は11月5日まで六本木ヒルズほかの会場にて開催される。(編集部・海江田宗)