福山雅治、石田ゆり子の大和撫子ぶりを絶賛!
アーティストで俳優の福山雅治が1日、TOHOシネマズ日比谷で行われた映画『マチネの終わりに』初日舞台あいさつに出席。プロモーションを通して長い時間を一緒に過ごしたという石田ゆり子について「優しさ、強さ、大和撫子な感じのすべてを持ち合わせている女性です」と絶賛していた。
【写真】美しい!福山雅治&石田ゆり子『マチネの終わりに』初日舞台あいさつ
本作は、芥川賞作家・平野啓一郎の小説をドラマシリーズ「ガリレオ」や『容疑者Xの献身』などの西谷弘監督が映画化。日本、パリ、ニューヨークを舞台に、天才クラシックギタリスト・蒔野聡史(福山)と、国際的なジャーナリスト小峰洋子(石田)が、出会い、悩み、愛した6年間を活写する。舞台あいさつには、伊勢谷友介、桜井ユキ、西谷監督も登壇した。
原作が大好きで、もし映像化されることがあったら「ぜひ洋子を演じたい」と周囲に話していたという石田は「小説の洋子さんは、強さと優しさと繊細さと大和撫子な部分もあり女性としてほぼ欠点がないような方。わたしにできるのだろうかと思っていた」と話す。
すると、劇中では福山ふんする蒔野と石田演じる洋子は3度しか会わないため、撮影時間よりも1か月半の映画プロモーションの時間の方が多く会話をしたという福山は「石田さんは『自分にできるのか』と謙遜していましたが、(石田は)優しさと強さ、大和撫子な洋子像のすべてを持ち合わせていると感じました」とコメントした。
この日はメガホンを取った西谷監督から「20年近く一緒にやらせていただき、福山さんの魅力を答えることには困らないのですが、一番は『この人と一緒にいると楽しいんだな』ということ」と称賛された福山が「ありがたい。光栄です」と満面の笑みを浮かべる一幕も。「ラブストーリーという立て付けですが、そこから入って世界の対立や分断など様々なメッセージが込められています。本当の自分の思いや幸せとは何かを考えさせられる映画です」と作品をアピールしていた。(磯部正和)