「ゲーム・オブ・スローンズ」コンビ離脱のスター・ウォーズ新作、ジェダイ誕生に迫る企画だった
海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のクリエイターコンビ、デヴィッド・ベニオフとD・B・ワイスが手がけるはずだった『スター・ウォーズ』新3部作は、ジェダイの誕生に迫る企画であったとVarietyが報じた。
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ベニオフとワイスは先日、2022年開始予定の『スター・ウォーズ』新3部作プロジェクトから離脱。二人は今年8月にストリーミングサービス大手Netflixと大型契約を結んでおり、「我々はこれでは『スター・ウォーズ』にもNetflixのプロジェクトにも全力を尽くせないように感じました」とスケジュールの問題で降板したことを明かしている。
同サイトによると、ベニオフとワイスは「ジェダイがいかにして誕生したのか」に興味を示していたとのこと。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』で幕を閉じる“スカイウォーカー・サーガ”と切り離してジェダイの起源を描こうと企画していたが、ルーカスフィルムの役員と二人は次第に異なるビジョンを抱きはじめたという。
二人が手がける予定だった新3部作は、2022年12月16日、2024年12月20日、2026年12月18日に全米公開予定だったが、今回の降板で公開時期に変更があるのかは不明。『スター・ウォーズ』の映画シリーズはその他、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のライアン・ジョンソンによる新たな3部作、マーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギがプロデュースする新作が控えている。(編集部・倉本拓弥)