柳楽優弥、ファンイベント開催!近すぎるファンサービスに歓声
俳優の柳楽優弥が14日、ファンミーティング「いちごいちえ」を浜離宮朝日ホールにて開催し、会場に詰め掛けたお客さんとハイタッチや握手など“近い”コミュニケーションを繰り広げファンを魅了した。
「いちごいちえ」は、2016年6月にスタートし、今回で5回目を迎えるファンとの交流イベント。柳楽は「12歳からこの業界に関わらせていただき、20年近く俳優をしていますが、良いときも悪いときもありました。あまり良くないときに、ファンの方に感謝の気持ちを伝えられる場を作っておけばよかったと思い、機会を与えてもらいました」と自身にとって大切なイベントであることを明かす。
オープニングは、柳楽が主演を務め、2020年公開予定の日本、フランス、モンゴル合作映画『ターコイズの空の下で』の場面写真がスライドでスクリーンに映し出されるコーナーから。「僕にとって初の合作映画。現場は5か国ぐらいの人が集まっていて、すごく良い経験ができました」と報告した。
続いて「好きな〇〇を聞きたい!」というコーナーでは、柳楽のプライベートに迫る内容も。「カラオケで良く歌う歌は?」という質問に、SMAPの「世界に一つだけの花」や、柳楽がミュージックビデオに出演している KinKi Kids の「Topaz Love」と回答。ファンから「歌って!」という声が上がると、アカペラで歌う場面も見られた。さらに「演じていて好きだった役は?」という問いには、2016年に放送された「ゆとりですがなにか」で演じた道上まりぶを挙げると「すごく面白いドラマで、共演した松坂桃李くんや岡田将生くんとの現場はすごく楽しかった」と振り返っていた。
またファンとのQ&Aのコーナーでも、降壇して質問者の真横まで行くなど、近いファンサービスに会場は騒然。「柳楽さんにとってのヒーローは?」と聞かれた柳楽は「アル・パチーノやロバート・ダウニー・Jrには憧れます」と答える。さらに「いままで演じた役で最も自分に近いと思ったキャラクターは?」という質問には「(映画『銀魂』シリーズの)土方十四郎は非常に近いかな」と即答すると、場内は大爆笑に包まれる。そんな反応に柳楽は「本当のこと言うと『アオイホノオ』の焔モユルくんとか、(土方十四郎のもう一人の人格である)トッシーに近いかもしれません。ちょっとオタクっぽいところがあるので」と発言していた。
その後も、クイズコーナーや抽選会で、ファンにプレゼントが送られるたびに、その人の側まで行って丁寧に握手をするなどのファンサービスに会場は酔いしれていた。イベント最後には、2020年に30歳を迎える柳楽がアニバーサリーブック「やぎら本」を発売することが発表され、メイキング映像が流されると「キャー」「可愛い!」という声があちらこちらから上がる。
2019年も残り1か月半となったが「今年は映画の撮影が多く、しかも主人公という役割を多くやらせてもらえました。トライアンドエラーをくりかえしながら、自分のなかでいろいろ挑戦した年でした」と振り返ると「30代は、カンヌ、ベネチア、ベルリンなどの国際映画祭を目指していけるような俳優になっていきたい」と熱い思いを語り、「来年30歳を迎えますが、しっかり目標を立てて、みなさんに『よくやった。面白いぞ』と言われるように頑張りたい」と活躍を誓っていた。(磯部正和)