キット・ハリントン出演!美しき天才グザヴィエ・ドラン最新作、日本公開決定
カナダの天才監督グザヴィエ・ドラン(30)の最新作にして、豪華ハリウッドスターが出演した映画『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』が、2020年3月13日より日本公開されることが決定。ポスタービジュアルと特報映像が公開された。
本作は、29歳でこの世を去った人気俳優ジョン・F・ドノヴァンの謎に包まれた死の真相を、スキャンダルを巻き起こした11歳の少年と交わした秘密の文通から解き明かす問題作。華やかなスターの光と影、スキャンダラスな世界の表と裏が、100通以上に渡る手紙から浮き彫りになっていく。
美しきスター、ドノヴァンを演じるのは、人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のジョン・スノウ役で知られるキット・ハリントン。ドノヴァンと文通を交わすルパートにふんしたのは、『ルーム』の天才子役ジェイコブ・トレンブレイ。さらに、ナタリー・ポートマン、キャシー・ベイツ、スーザン・サランドンら3人のアカデミー賞女優が脇を固める。
19歳の初監督作品『マイ・マザー』(2009)で世界中から称賛を集め、『Mommy/マミー』(2015)でカンヌ国際映画祭審査員賞、『たかが世界の終わり』(2017)でグランプリを受賞するなど、映画界に革新を起こしてきたドラン監督。本作は、『15歳以上がご覧になれます
IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』に出演するなど、俳優としても活躍する美しき天才が、ハリウッドスターとタッグを組んだ初めての英語作品でもある。
ポスタービジュアルは「僕を知るのは、世界にただ一人。君だけー。」というドノヴァンの強い孤独を感じさせるコピーとキットの鋭い眼差しにひきつけられる、力強い1枚に仕上がっている。また30秒ほどの特報映像からも、切なく繊細な人物描写や、美しい画作り、センスの光る音楽など、本作が、観客をひきつけてやまないドランらしさ満載の仕上がりになっていることを期待させる。(編集部・入倉功一)
映画『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』は2020年3月13日より新宿ピカデリーほかにて全国公開