安達祐実、美の秘訣を伝授
女優の安達祐実が14日、都内で行われた映画『ゾンビランド:ダブルタップ』(11月22日公開)公開記念イベントに登壇。現在38歳の安達は、年を重ねても変わらない美貌、可愛さが度々ネット上で話題になっていたが、美の秘訣を問われると「すごく無頓着で、(今まで肌の)ケアは何もしなかったけど、お仕事でメイクのモデルをやらせてもらう機会が増えたので、プロの人たちのお話を聞くことが多く、保湿をやり始めた段階です」と答えた。
スモーキーなピンクの衣装で登場し、「カワイイ!」と観客の歓声を浴びる安達は、「恥ずかしい」と照れることしきり。「(昔から)ピンク似合わないかも……と思っていた」というが、「最近は着るようになりました。年を重ねると同時に抵抗がなくなりました」と明かすと、「もうちょっと辛口な色が多いですね」と好みのカラーも紹介した。
並外れた若々しさで注目を浴びる安達だが、「年を取ってきたら、冬の到来を肌で感じるというか、カピカピして来たら冬が来る。若い頃とは違う」と肌の老化現象を打ち明ける一幕も。
本作は、2010年に日本で公開されたホラーコメディー『ゾンビランド』の続編。前作から10年後。爆発的なウイルス感染によりゾンビで埋め尽くされた地球で32のルールを作って生き残った4人が、進化したゾンビに倍以上に増えたルールで対抗する姿を活写する。ウディ・ハレルソン、ジェシー・アイゼンバーグ、エマ・ストーンら前作のキャストが集結した。
安達は、スイーツ店の冷凍庫の中でゾンビから隠れ、長年生き抜いてきた“年齢不詳のピンクギャル”ことマディソンの日本語吹替えを担当。ハリウッド映画の日本語吹替えは初挑戦だったことや、人生の中でギャルだった時代がなかったことから「できるかな?」と不安もあった胸中を吐露。意を決して参加すると、「人のお芝居に自分の声だけでニュアンスを乗せるのは難しい作業」だったそうだが、「(普段の女優としての芝居で)いかに自分が、顔や表情や、体の動きに助けられてお芝居をしているかが改めてわかりました」と新しい発見に充実した表情ものぞかせた。
この日は、お笑いタレントの小島よしおもゾンビルックで登場。本格的なゾンビメイクを施していたが、安達から、より美しくなるメイクを加えられると、「カワイイ! 生き返った感じがする!」と喜んでいた。(取材:錦怜那)