『ジョーカー』世界興収10億ドル突破!R指定映画初の快挙
ホアキン・フェニックス主演映画『ジョーカー』の世界興行収入が先週末までに10億ドル(約1,100億円)の大台を突破した。これはR指定映画初の快挙となる。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)
配給のワーナー・ブラザースにとっては、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』『アクアマン』『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』『ダークナイト ライジング』『ホビット 思いがけない冒険』『ダークナイト』に続き7作目の世界興収10億ドル突破作となる。
全体で見れば世界興収10億ドル超えの映画は44本あるが、その中で映画の巨大市場である中国で上映されていないのは『ジョーカー』『ダークナイト』『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』の3本のみ。客層を制限するR指定であること、そして中国未公開というハンデを物ともせず、アクション満載のいわゆる“大作”ではない『ジョーカー』が大記録を打ち立てた。(編集部・市川遥)