ファーストサマーウイカ、ハリウッドスターのメッセージに感涙
歌手・タレントのファーストサマーウイカが23日、千葉県・幕張メッセで開催中の「東京コミコン2019」で行われた映画『ジュマンジ/ネクスト・レベル』(12月13日公開)ステージイベントに登壇。声優で俳優の高木渉に「芝居に貪欲な人」と称賛された。
『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』に続くアドベンチャーシリーズの第3弾となる本作。再びゲームの世界に入り込んだ4人の高校生に2人の老人が加わり、砂漠や雪山などから生還するためのサバイバルを繰り広げる。ウイカは声優に初挑戦し、この日、担当する“謎キャラ”がゲームクリアのカギを握る新キャラクター、ミン・フリートフット(アウクワフィナ)であることが発表された。「完全にドッキリやと思いました。むしろわたしにドッキリを仕掛けるようになったのかと、そっちの方に感動したくらい」というウイカだが、ドッキリではないということでプレッシャーを感じたという。
「しかも大事な役なので、作品の一部にならないといけないし、本当に豪華な声優の方々の中に入ることになるので、作品を汚さないようにしないといけない。ということで、ゆるいパンツではダメだと思って、パーンと力が入るように、新品のパンツをはいてアフレコに入らせていただきました」と付け加え、会場を沸かせた。
そして、サプライズでアウクワフィナからビデオメッセージが寄せられた。「ウイカさんならきっと素晴らしい仕事をしてくれるし、今日のイベントもきっとうまくやってくれると信じている。今度はプレミアで会いましょう!」というメッセージを見たウイカの目からは思わず涙が。「ビデオメッセージってうれしいものですね。今度、わたしも依頼されたらきちんととろうと思います」と感激の表情を見せたウイカだった。
この日は、地図専門家のオベロン教授(ジャック・ブラック)の吹き替えを担当した高木も「今日は新品のパンツをはいてきました」とジョークを交えて登場。ウイカと高木は一緒に収録を行ったとのことで、「高木さんはお休みなのに、わざわざ来てくださった。本当に優しくて。一瞬にして好きになって。昨日も夢に出たくらい。毎日会いたいです」とコメント。高木も「スケジュールも空いていたし、ウイカさんが初声優でコツを教えてくださいということで、行ったんですよ。それじゃ重箱の隅をつついてやろうと思ったんですが、ウイカさんはものすごく芝居に貪欲な人だった。もう一回やらせてくださいと、何度もやり直していたりして。本当に皆さんにも観てもらいたい」と称賛。
ウイカは「本当は時間内で必要な分だけやらないといけないですし、『なんぼやっても一緒や。もうええ』と思われていたかもしれないですけど、オッケーというのがどこを基準にしているのか、わからなかったから」と反省モードだったが、高木は「そのままでいいですよ。声優としてもぜんぜん(いけますよ)。芝居に貪欲というか、その姿勢が素敵だなと思いました」とお墨付きを与えた。(取材:壬生智裕)