映画『すみっコぐらし』まんきゅう監督おすすめのシーン明かす
『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』の“大ひっと”御礼舞台あいさつが1日、都内で行われ、監督のまんきゅうが登壇し、本作のおすすめのシーンを明かした。
「たれぱんだ」「リラックマ」などのキャラクターで知られるサンエックスの「すみっコぐらし」初の劇場版アニメ作品となる本作は、すみっこにいると落ち着く、ちょっぴりネガティブで個性的な“すみっコ”たちが、絵本の世界に迷い込むさまをほのぼのとしたタッチで描く。壇上にはしろくま、ぺんぎん?、とかげ、ねこ、とんかつなどすみっコたちも登場し、会場の子どもたちはその愛くるしい姿に大歓声を上げていた。
まんきゅう監督はすみっコたちに続いて壇上に登場すると、客席を見回し、「こんなにたくさんの人に観ていただいて嬉しいです」と感無量の表情。「すみっコぐらしは今年7周年。ファンの方のために作ろうと思い挑んだ作品で、これだけの反響をいただいたということはその思いが伝わったのかなって思い嬉しいです」と笑顔で話す。
会場のスクリーンには「#映画すみっコぐらしおひろめ隊」というハッシュタグでファンから募集した、ファンのお気に入りシーンが映し出されたが、まんきゅう監督はそれらのシーンを見ながらひとつひとつ制作意図などを解説した。
監督は、自身のおすすめのシーンとして冒頭のすみっコたちが食べ物のオーダーをするシーンを挙げ、「すみっコたちの何気ない日常を冒頭で見せるんですけど、なんでもないけどほっこりするシーンになっています。個人的にとても思い入れがあるシーンです」と嬉しそうに語っていた。(取材・文:名鹿祥史)
『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』は公開中