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山崎賢人、報知映画賞受賞の佐藤信介監督を祝福「素敵で大好きな監督」

花束贈呈のゲスト、山崎賢人と監督賞受賞の佐藤信介監督
花束贈呈のゲスト、山崎賢人と監督賞受賞の佐藤信介監督

 映画『キングダム』の佐藤信介監督が、18日に都内・ザ・プリンス パークタワー東京で行われた第44回報知映画賞授賞式に出席。主演を務めた俳優の山崎賢人(「崎」は「たつさき」)が、監督賞を受賞した佐藤監督に花束を贈呈し、「本当に素敵で大好きな監督」と祝福の言葉を寄せた。

【写真】受賞結果一覧&授賞式の様子

 同賞の対象となるのは、2018年12月1日から2019年11月30日までに有料で1週間以上一般公開、もしくは公開予定の新作の中でファン投票により上位にランクインした作品。報知映画賞事務局(顧問・渡辺祥子氏)が、原則作品賞15本、個人賞10本、アニメ作品賞10本をノミネートし、選考委員会によって選出する。監督賞に選ばれたのは、原泰久のベストセラーコミックに基づく歴史ドラマ『キングダム』の佐藤監督だった。

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 同賞の花束ゲストとして、主人公・信役の山崎が来場。佐藤監督をハグを交わして花束を渡した山崎は、「『キングダム』は僕にとって本当に大切な作品で。すごく過酷な現場でもあったんですが、監督はすべての部署の方に細かく気を使われていて。役者にも寄り添っていただいて。本当に素敵で大好きな監督です。これからも監督と一緒に、世界に向けた熱い作品を、世界の人を楽しませられるような作品を撮れたら幸せだなと思います。本日は本当におめでとうございます!」と祝福のメッセージを贈った。

 続いて、佐藤監督の受賞スピーチ。幼い頃から映画に心惹かれ、幼少期は自分なりの映画を空想しながら過ごしていたということ。そして『キングダム』は、まさに自分が作りたかったような少年の心をグッとつかむような作品だったということ。そして山崎演じる主人公の名前が信ということで、「自分の話のように挑むことが出来た作品で。勝手に山崎賢人が僕だと思って作っていました。そういう、他にはない思い入れのある作品でした」と作品に込めた思いを明かす。スタッフ、キャストに支えられたことを強調し、「たくさんのスタッフの方と、輝くようなキャストの皆さんの創意工夫と才能が結実した作品だと思います。この作品で賞をいただけたこと。喜びを分かち合いたいと思います」と感謝の気持ちを述べた。

 さらに「監督賞ということで、私個人のことでいいますと」と切り出した佐藤監督は、「数か月前に妻を亡くしまして。この作品のことや、自分の活躍を楽しみにしてくれた妻と一緒にこの賞を分かち合いたいと思います。そして残された子供たちとこの喜びを分かち合いたいと思います」と涙をこらえて付け加えた。(取材・文:壬生智裕)

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