グレタ・トゥンベリさんのドキュメンタリー始動
米タイム誌が2019年の「今年の人(Person of the Year)」に選出したスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんを題材にしたドキュメンタリー映画が、Huluのもと始動していることが明らかになった。Deadlineほか複数メディアが報じている。
【作品写真】環境問題を取り扱ったドキュメンタリー『不都合な真実』
グレタさんは、2018年8月、15歳の時に地球温暖化によるリスクを訴えるために学校でストライキを起こし、その後、スウェーデンの議会の前を陣取って、より強い気候変動対策を外で呼びかけたことで、世間から多くの共感と賛同を得てた。同年、COP24(気候変動枠組条約第24回締約国会議)でスピーチを行い、世界的な注目を集めた。
本作は、スウェーデンのドキュメンタリー作家ネイサン・グロスマンがメガホンを取り、セシリア・ネッセンとフレデリック・ヘイニッグが、自身の制作会社B-Reel Filmsのもと製作予定。グロスマン監督は、グレタさんが学校でストライキを起こした頃から撮影を開始しており、彼女の今秋の国連でのスピーチや、米タイム誌から2019年の「今年の人」として歴代最年少受賞者に選ばれていくさまを捉えているようだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)