テラスハウス春花、柾木玲弥と短編映画『失顔』に主演
人気リアリティー番組「テラスハウス TOKYO 2019-2020」で注目を浴びる春花と、ドラマ「今日から俺は!!」に出演している柾木玲弥が主演を務める短編映画『失顔』が制作されることが決定した。
本作は、人は顔がすべてだと思っている雑誌モデルの美空(春花)が主人公。仕事中の事故で頭部を強打した美空は、失顔症という顔を認識できない障害を抱えてしまう。共演には、お笑い芸人のゆってぃ、奏羽茜、土井康平らが名を連ねる。監督は岡元雄作。
以前は竹富聖花として活動していたこともある春花。「今回この映画のお仕事をいただいたとき、久しぶりの映画のお仕事で少し緊張しました」と心境を明かし、「台本に目を通してみると顔がわからなくなる病気があるのも初めて知って、いまの社会のストレスやSNSへの依存とかそういうのもなにか含まれてるんじゃないかなと思いました。撮影も楽しみなので丁寧に作っていけたらと思います」と意気込む。
一方の柾木は「失顔症に焦点を当てた作品になりますが、わたし自身、失顔症というものを知りませんでしたし、聞いたこともありませんでした。この作品を通してその症状を知り、そして人にとって顔とは何なのか、外見でその人を判断していいのか、本来、人の見るべき姿はどこにあるのか、そんなことを考えさせられるような映画でした。いろいろな方に観ていただいて、考えていただいて、何か感じていただけるように頑張ります」とコメントを寄せている。
また、7日から本作のクラウドファンディングがスタートすることも発表された。クラウドファンディングでは、限定試写会、メイキング付き限定オリジナルDVD、春花と柾木のサイン入り台本などのリターンが用意される予定。公開については、海外の映画祭を中心に出品し、その後上映や配信を考えているという。(編集部・梅山富美子)