佐藤健、6年ぶり台湾訪問!ファンからの大歓迎に思い新た
俳優の佐藤健が現地時間2日、主演映画『ひとよ』の公開を控える台湾を約6年ぶりに訪問し、ファンから大歓迎を受けた。
翌3日からの台湾公開に先がけ、同作の公開記念キャンペーンに参加した佐藤。『るろうに剣心』(2012)、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(2013)のとき以来、約6年ぶり3度目となる台湾訪問となった。
平日昼間にもかかわらず、台北松山空港にはファン約100名、マスコミ15社が集まり、ロビーに佐藤が姿を現すとファンからは大歓声があがった。佐藤は「こんにちは、佐藤健です。台湾の皆さんに会いに来れてとても嬉しいです」と手を振りながらあいさつを行った。
台北市内で開かれた記者会見には、37社ものマスコミが出席。質疑応答で佐藤は、白石和彌監督との初タッグについて「白石組にずっと参加してみたかった、白石組の雰囲気は想像したのと違って、とても和やかでスピーディーだった」と答え、母親役の田中裕子との初共演については「田中さんの演技にゾクっとした」と振り返った。
また、佐藤自身の忘れられない「ひとよ」について質問が飛ぶと、「ひとよではありませんが、今の事務所に声かけられた日はある意味で人生を変えた日でしたので、忘れられない“ひと日”でした」とコメント。さらに「早速食べたかった小籠包いただきました!」と台湾を堪能したことも報告した。
夜には舞台あいさつが3回実施され、のべ1,000名以上の観客が来場した。ファンと集合写真の撮影を行ったほか、事前に観客から募集した質問に佐藤が回答。作品のことから役者としての目標、家族の話、2020年の新年祈願まで、話題は多岐にわたった。そんななか「忘れられないひとよ」という質問に対して、佐藤が「今晩なのではないか」と答えると、場内は大盛り上がり。そして「次は6年も空かず、もっと早く新しい作品と一緒にまた台湾のみんなに会いに来たいです。そのためにも頑張りますので、その時またぜひ会いに来てください」と締め括った。
日本では昨年11月8日に全国公開された『ひとよ』は、15年前の事件によって家族の岐路に立たされた、母親と3兄妹のその後を描くヒューマンドラマ。佐藤と鈴木亮平、松岡茉優が兄妹役を務めた。(編集部・大内啓輔)