清原翔、ドラマ現場で「清さま」の愛称
俳優の清原翔が6日、都内で行われたフジテレビ系1月期木曜ドラマ「アライブ がん専門医のカルテ」(1月9日スタート、毎週木曜夜10時~※初回15分拡大)第1話完成披露試写会の舞台あいさつに登壇。昨年のNHK連続テレビ小説「なつぞら」で、広瀬すず演じるヒロイン・なつの兄・照男役でブレイクした清原だが、今年も「去年を超えたい」と貪欲な姿勢を見せ、さらなる飛躍を誓った。
本作は、“腫瘍内科”を舞台に、内科医と外科医の2人の女性医師をはじめ、がん診療に命を懸ける医師たちと患者の闘う姿を描く医療ドラマ。イベントには、主演の松下奈緒をはじめ、木村佳乃、岡崎紗絵、藤井隆、木下ほうかも登場した。
研修医・結城涼(ゆうき・りょう)を演じる清原は、「明けましておめでとうございます」と新年のあいさつから始めると、「研修医役は二度目ですが、ここまで本格的に患者さんに絡むことはなかったので、初めてのことが多くてすごい緊張しています」と吐露。さらに、「今もなんですけど……」と俳優デビュー4年目ながら、いまだにステージに立つと緊張することも明かして笑いを誘うが、最後は「ぶっきらぼうな役で口数も少ないですが、熱いものを心の中に持っているというのは僕に近いものを感じるので、皆さんに観て楽しんでいただけたらと思います」と自身との共通点を挙げながら涼役をアピールした。
しかし、演じる上では苦労している模様。特に性格面について、「口数が少ない人間なので、表情で心情を表さないといけない部分は、どこまで出していいものなのか考えさせられます」と渋い顔。研修医という点については、「(松下演じる腫瘍内科医の)心さんは患者さんにとっても研修医にとっても頼りになる存在なので(演じていても)不安がなく、心さんや松下さんに助けられています」と感謝を示した。
今年の抱負を発表するコーナーでは、清原は「充実」と発表し、「これからどんどん『アライブ』の撮影が始まっていくので充実していくと思いますし、この1年は充実した一年にしたい」と意気込み。MCから「去年も大活躍だったと思いますが」と振られても、「いえ、全然」と謙遜し、「常に去年を超えたいと思っています」と力強く宣言した。
ちなみに、そんな清原は撮影現場で「清さま」と呼ばれているそうで、この日も大先輩の木村から呼び掛けられると「呼んでいただいています……」と恐縮しつつ、照れ笑いも浮かべていた。(取材:錦怜那)