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福山雅治、松たか子の“自然体”に感服

豪華すぎるキャスト!(左から)松たか子、福山雅治
豪華すぎるキャスト!(左から)松たか子、福山雅治

 女優の松たか子福山雅治が9日、都内で行われた映画『ラストレター』のレッドカーペットイベント&舞台あいさつに登壇。松とは久しぶりの共演ながら、波長のあった演技で撮影を楽しんだ福山は、彼女の自然体の人柄や芝居に「素晴らしい」と感嘆の声をあげていた。この日は、広瀬すず森七菜神木隆之介も来場した。

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 岩井俊二監督の出身地である宮城を舞台にした本作は、手紙の行き違いをきっかけに始まったふたつの世代の恋愛と、登場人物それぞれの心の再生・成長を描くオリジナルストーリー。

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 主人公・岸辺野裕里を演じる松と、ひょんなことから裕里と文通を始めることになる小説家・乙坂鏡史郎役を務める福山は大ヒットドラマ「ひとつ屋根の下2」(1997)で共演経験があるが、再共演について尋ねられると、福山いわく「密会シーン」は楽しかったそう。

 松は「結構長くおしゃべりしましたよね。面白かったです。カメラが止まっても続けられそうな空気感を何年かに一度感じるんですけど、(今回それを感じられたのは)福山さんが導いてくれたからだと思います。会話が楽しくて、楽でした」と笑顔を見せた。

 それは福山も感じていたようで、「久しぶりに会ったんですけど、ものすごく話しやすい人だと思った。すごくいい人ですよ」とアピール。「ガッツリお芝居をするのは初めて」だというが、「話しやすい人なので、お芝居もすごくしやすいです」と語ると、「すごい女優さんだなと思います。現場では自然な形なんだけど、仕上がったものを観ると、確かにそこに松さんじゃない裕里がいて、素晴らしいなと思いました」と舌を巻いた。

 一方、福山ふんする鏡史郎の高校生時代を任された神木は「プレッシャーでしたよ」と嘆くと、「大先輩の、あの“ましゃ兄”ですから、どうしようと思っていた」と回顧。そして、前回のイベントで、裕里の高校生時代を演じた森が松を観察して役づくりに励んだことを明かしたように、神木も福山の画像をネット検索して、ほくろの位置を調べてメイクで足したり、髪型を寄せていったりするなど、苦労を重ねたことを打ち明けた。

 そのかいあって、福山は「似てますよね。神木くんは(芸)達者なので、細かい部分を(真似して)やっているんですよ。だから似ているのは神木くんのお芝居のたまもの」と称賛し、神木を喜ばせていた。(取材:錦怜那)

映画『ラストレター』は1月17日より公開

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