感動の予感がすごい…山田孝之『ステップ』新場面写真
重松清の小説に基づいた山田孝之の主演映画『ステップ』(4月3日公開)より、山田が演じる妻に先立たれ、シングルファザーとして娘を育てる主人公と娘の姿などをとらえた、感動を予感させる場面写真が公開された。
大切なものを失った家族の再生を描き続ける重松の同名小説を「荒川アンダー ザ ブリッジ」などの飯塚健の監督・脚本・編集で映画化する本作。妻が亡くなってから1年、娘・美紀との再出発を決意した健一が、仕事と育児の両立に悩みながらも、娘とともにゆっくりと成長していく10年間を切り取っている。國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈らが健一や美紀を温く見守る役柄で共演する。
この度公開されたのは美紀をベビーカーに乗せて保育園を訪れる健一、小学校低学年の美紀と健一が笑顔で寄り添う様子、健一と小学校高学年の美紀がキッチンでハンバーグをこねる姿などの場面写真。健一が同僚の奈々恵(広末)と残業に励む場面、亡き妻の面影を持つ行きつけのカフェ店員(川栄)と健一のツーショットなども公開されている。
映画は完成しており、すでに鑑賞済みの重松は「エンドロールの後も、出てきた人たちが生きていると感じられて、その先をまた書きたいと思った」というコメントを寄せている。今作の主題歌にはシンガー・ソングライターの秦基博が書き下ろした新曲「在る」が使用される。(編集部・海江田宗)