山崎育三郎、映画『レ・ミゼラブル』監督との対面に感無量!
22日、映画『キャッツ』のトム・フーパー監督と主演女優のフランチェスカ・ヘイワードが、六本木ヒルズで行われたジャパンプレミアに出席。日本語吹き替え版で声優を務める俳優の山崎育三郎も登壇し、フーパー監督との対面に感激の面持ちを見せた。この日は、吹き替えキャストの葵わかな、高橋あず美、秋山竜次(ロバート)、大貫勇輔、大竹しのぶ、音楽プロデューサーの蔦谷好位置、プロデューサーのデブラ・ヘイワードも出席した。
レッドカーペット会場には約300人のファンが集結し、ゲストたちも写真撮影やサインの求めに快く対応。その後、ステージに上がったフーパー監督は、日本語を交えながら「皆さんこんばんは。トム・フーパーです。吹き替え版はすばらしいキャストによる力作です」と笑顔であいさつ。フランチェスカも「日本には何度も来ているけど、いつも温かく迎えてくれてうれしい。今回は『キャッツ』という、すばらしい作品の一員としてお目にかかれることをうれしく思います」と来日の喜びを語った。
本作で山崎は、猫たちのリーダー・マンカストラップ役を担当。日本でも大ヒットした『レ・ミゼラブル』(2012)を手掛けたフーパー監督を前に「僕も日本で(ミュージカル)『レ・ミゼラブル』のマリウス役をやらせていただいていました。映画化された時には、こんなミュージカル表現があるのかと思い、何度も観ました。今日はトム・フーパー監督にその思いを伝えて。どさくさにまぎれて一緒に写真まで撮らせていただいて、感無量です」と感激の面持ち。フーパー監督も「僕自身、長年マリウスを演じた方と一緒にステージに立たせてもらえて、非常に心地がいい。きっと、ミュージカルに情熱を持っている方に囲まれているからだと思います」と晴れやかな表情を見せた。
一方、フランチェスカが演じた白猫ヴィクトリアの声を担当する葵は、昨年12月に参加したニューヨークのワールドプレミアイベントを振り返り「その時はゲストとして伺ったんですけど、今回は日本でお三方をお迎えできるということがうれしいです」とコメント。フランチェスカも「かわいらしくて、きれいなわかなさんと、また会えてうれしいです。今日は日本語版のお祝いの日。皆さんと一緒にお祝いできてうれしいです」と笑顔で返した。
映画『キャッツ』は、1981年のロンドン初演以来、世界中で愛され続けるミュージカルの金字塔を実写化。ロンドンの片隅にあるゴミ捨て場に迷い込んだ白猫のヴィクトリアが、個性豊かな猫たちとの出会いを通じて、自分らしい生き方を見つけていくさまを描く。(取材・文:壬生智裕)
映画『キャッツ』は1月24日より全国公開