吉沢亮、もっとわくわく届ける!広瀬すずもエランドール賞の受賞を祝福
6日、日本映画テレビプロデューサー協会による「2020年 エランドール賞」の授賞式が東京・新宿で行われ、新人賞に輝いた俳優の吉沢亮が出席、「もっとわくわくを届けられるような、吉沢亮が出ている作品なら観てみたいと思ってもらえる役者になりたい」と受賞スピーチで語った。
昨年は広瀬すずがヒロインを務めたNHK連続テレビ小説「なつぞら」の天陽役、山崎賢人主演の『キングダム』の漂/エイ政役などで多くの人々を魅了した吉沢。2021年の大河ドラマ「青天を衝(つ)け」で主人公・渋沢栄一を演じることが決まっており、さらなる活躍が期待されている吉沢が、一年を通じて最も活躍した将来有望な新人俳優に贈られる新人賞を獲得した。
会場に集まって吉沢の一挙手一投足に歓声をあげるファンからの「おめでとう!」に「ありがとうございます」と感謝しながら吉沢はマイクの前に立ち、「普段、賞をもらおうと思ってお芝居をしているわけではないですが、こうやってたくさんの方に評価していただいた証をもらえるのは役者として大きな喜びだなと噛みしめております」とコメントした。
その後、「なつぞら」の脚本を手がけた大森寿美男から花束を受け取った吉沢に向けて広瀬からのビデオメッセージが上映された。「天陽くん、エランドール賞おめでとうございます」と弾ける笑顔を見せた広瀬は「去年は『なつぞら』『一度死んでみた』(3月20日公開)で共演させていただきました。約一年ちょっと現場が一緒だったので、最近現場で会わないことに違和感があります。現場では刺激をたくさんいただきました。これからもご一緒できますように」と続けた。
再びマイクの前に戻り「すずちゃんありがとう~」と返した吉沢は「今回の賞は大森さんもそうですし、広瀬すずさんがヒロインじゃなかったらもらえなかったと思うくらい、力を借りて支えていただいたという気持ちです。これからもすずちゃんとご一緒できるように僕も頑張っていきます」と話してファンを喜ばせていた。(取材・文:壬生智裕)