神木隆之介、表現者としての高みへ!挑戦続ける!
「2020年 エランドール賞」の授賞式が6日に東京・新宿で開催され、新人賞を獲得した神木隆之介が出席。「このような素敵な賞を受賞することができて本当に幸せ」と喜びを語った。
「エランドール賞」は日本映画テレビプロデューサー協会が主催し、一年を通じてもっとも活躍した将来有望な新人俳優に贈られる。2019年、神木は「いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~」「集団左遷!!」といったテレビドラマや、『フォルトゥナの瞳』『屍人荘の殺人』といった映画に出演するなど、充実の一年となった。
賞状を受け取った神木は「このような素敵な賞を受賞することができて本当に光栄で。幸せだなと思っています」と晴れやかな表情。「受賞できたのもみなさんのおかげです。お芝居ができるように全力を尽くしていただいて。監督、スタッフのみなさま、家族とか、同じ方向を歩んでいるマネジャーさんたち。何より作品を楽しんで観てくださってる方々、感謝の気持ちでいっぱいです。これからも表現者として、いろんなことに挑戦して。みなさんに感動をお届けできるような人になりたいなと。これからも精進していきたいと思います」と決意のコメントを述べた。
この日の花束ゲストに来場したのは、神木が出演した「いだてん」で脚本を担当した宮藤官九郎。「たぶん80歳から90歳までお仕事をされるんでしょう。80歳になったら一緒に『やすらぎの郷』みたいなのをやりましょうか。その時は(宮藤は)100歳を超えているんですが」とコメント。そして最後に「『いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~』を評価していただいてありがとうございました」と謝辞を述べた。
授賞式後に行われた囲み取材では、エランドール賞について「テレビでも、エランドール賞の特集をやられているので、重みのある賞ですし、素敵だなと思っていました。まさかそんな賞を、こんな時が来るなんて思っていなかったので、とても嬉しいです」と語った神木は、「(受賞者は清原)果耶ちゃんや、吉沢(亮)も、知っている人ばかり。緊張はしましたけど、仲間というか、知っている人がいたので、安心することができました」と笑顔で振り返った。(取材・文:壬生智裕)