ダニエル・ラドクリフ、MCUに興味アリもムーンナイト役の噂は否定
ダニエル・ラドクリフが、ディズニーの動画配信サービス「Disney+」で配信予定の新作ドラマシリーズで、マーベルヒーロー・ムーンナイトを演じるという噂をComingSoon.netのインタビュー内で否定した。
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『ハリー・ポッター』以降、『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』(2012)、『ホーンズ 容疑者と告白の角』(2015)など異色ホラー作品や、敵役を務めた『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』(2016)、死体役を務めた『スイス・アーミー・マン』(2017)など、新境地を開拓し続けているラドクリフ。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)という、『ハリー・ポッター』以来の一大フランチャイズへの参戦が期待されたが、「『ムーンナイト』に関するうわさは真実ではないんだ。公式に間違いとさせてもらうよ。何一つ聞いたことはない」と否定した。
ただ、MCUのようなフランチャイズ映画に参加する可能性がないわけではないようだ。ダニエルは「脚本に求める基準は何よりも高くなる」としながらも、「数年間にわたって拘束されるなら、その作品を常に愛することができるか、確信が持てなくてはいけないよ。将来的に、そうしたフランチャイズにまた関わるのが嫌なわけじゃない。楽しいかもしれないしね」と語っている。
ムーンナイトは、元傭兵マーク・スペクターが、月の神コンシューから特殊な力を授かって誕生したヒーロー。精神的に不安的な一面があり、マーベルスタジオCEOのケヴィン・ファイギは昨年「月の神のパワーを得た人間かもしれないし、ただの頭のおかしい人なのかもしれない。それがとてもユニークで、僕らにとってもエキサイティングな作品になるはずです」と語っていた。Netflixで『Death Note/デスノート』の脚本や「アンブレラ・アカデミー」を企画したジェレミー・スレイターが製作総指揮を務める。
ダニエルは、実話をもとに、南アフリカ共和国の刑務所に囚われた男性の脱獄計画を描いた小説を映画化した『エスケープ・フロム・プレトリア(原題) / Escape from Pretoria』の公開が控えている。(編集部・入倉功一)