人気ゲーム「ボーダーランズ」実写映画化!『ホステル』イーライ・ロスが監督
映画『ホステル』シリーズなどのイーライ・ロス監督が、2K Games の大ヒットビデオゲーム「ボーダーランズ」を映画化すると、Deadlineほか各メディアが報じた。今年の後半にも制作がスタートするという。
「ボーダーランズ」は、地球から遠く離れた辺境の惑星パンドラを舞台に、一獲千金を夢見るハンターたちの冒険を描くシューティング RPG。プレイヤーは、目的の道中でモンスター退治などのミッションをこなしながら多種多様な銃器を入手し、キャラクターを成長させていく。
米ライオンズゲートが制作を手掛け、プロデューサーは『スパイダーマン』シリーズなどのアヴィ・アラッドをはじめ、『ゴースト・イン・ザ・シェル』のアリ・アラッド、『ステップ・アップ』シリーズのエリック・フェイグが担当。脚本はエミー賞を受賞したミニシリーズ「チェルノブイリ」のクレイグ・メイジンが手掛ける。
クレイジーな世界観や、個性的なキャラクターデザインも人気を博すゲームの映画化にあたり、ロス監督は「ボーダーランズの世界に飛び込むことに本当に興奮しているよ。素晴らしい脚本、制作チーム、スタジオがなければできなかったことだ。僕とライオンズゲートは最高の成功体験を共有してきた。共に成長してきたし、僕の監督としてのキャリア全てがこの壮大で野心的なプロジェクトにつながっていた気がするよ。ワイルドで楽しく、無限にクリエイティブなゲームの世界に、僕のエナジーとアイデア、ビジョンをささげることを楽しみにしている」と声明でコメント。Twitterに、ゲームのキャラに自分の顔が合成された画像を投稿し「パンドラで会おう!」とツイートしている。
感染パニックホラー『キャビン・フィーバー』(2002)でセンセーショナルな長編デビューを果たしたロス監督は、拷問スリラー『ホステル』シリーズや、食人ホラー『グリーン・インフェルノ』(2015)など、数々の衝撃作でジャンル映画ファンから熱狂的な支持を集め、俳優としてクエンティン・タランティーノ監督の『イングロリアス・バスターズ』(2009)に出演。近年はアクションスリラー『デス・ウィッシュ』(2018)や、ファンタジー映画『ルイスと不思議の時計』(2018)などホラージャンル以外の作品も手掛けている。