AKIRA参戦！役所広司『峠 最後のサムライ』予告編＆ポスター公開
司馬遼太郎の長編歴史小説を役所広司主演で映画化する『峠 最後のサムライ』の公開日が9月25日に決まり、予告編とポスタービジュアルが公開された。併せて、EXILE AKIRAの出演も明らかになった。
幕末の風雲児と呼ばれた武士で越後長岡藩家老・河井継之助（役所）を描く本作は、黒澤明監督の助監督として数多くの作品に携わった経歴を持つ『雨あがる』などの小泉堯史監督が脚本も手掛けて映画化。AKIRAは、継之助の良き理解者として共に新政府軍と戦う越後長岡藩家老・山本帯刀を演じる。
「小泉監督から直々にお手紙をいただき、『峠 最後のサムライ』にかける、なみなみならぬ熱き思いに心を打たれました」というAKIRA。「黒澤明監督のDNAが詰まった現場で、作品に携われる事に誇りをもって、1分1秒噛みしめながら撮影に挑ませていただきました。今の時代だからこそ、大切にしなければならないメッセージが強く映し出されている作品だと思います。日本だけでは無く、世界中のたくさんの人々にも観ていただけたら嬉しく思います」とコメントしている。
その他のキャストには、継之助を支え続けた妻役の松たか子をはじめ、田中泯、永山絢斗、芳根京子、渡辺大、東出昌大、佐々木蔵之介、吉岡秀隆、仲代達矢らが名を連ねている。この度公開された予告編には緊迫感が漂い、彼らの熱演と共に、戊辰戦争で東西両軍どちらにも属さず和平を目指した継之助の様子が見て取れる。製作には黒澤組からチームを組むスタッフが集結。長岡を中心に全編新潟ロケを行い、フィルムで撮影された。（編集部・小松芙未）