『ヴェノム』監督がトム・ホランド主演「アンチャーテッド」映画化に抜擢
映画『スパイダーマン』シリーズのトム・ホランドが主演を務める、PlayStation向け人気ゲーム「アンチャーテッド」の実写映画化を、『ヴェノム』のルーベン・フライシャー監督が手掛けるとDeadlineほか各メディアが報じた。
「アンチャーテッド」はトレジャーハンターのネイトことネイサン・ドレイクを操作して、伝説の秘宝や古代都市の謎を解き明かしていくアクションアドベンチャー。映画版では、トム・ホランドが若き日のネイトを演じ、彼のパートナーにして師匠のサリー役でマーク・ウォールバーグが出演。役どころは不明だが、『ペイン・アンド・グローリー』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたアントニオ・バンデラスも出演するという。
『アメリカン・ハッスル』のデヴィッド・O・ラッセル、『リアル・スティール』のショーン・レヴィ、『10 クローバーフィールド・レーン』のダン・トラクテンバーグ、『バンブルビー』のトラヴィス・ナイトなど、実に6回もの監督交代が続いた同作だが、ようやくフライシャー監督に落ち着いた模様。『ヴェノム』は『スパイダーマン』とのクロスオーバーも期待されており、トムとの顔合わせとしても理想の組み合わせとなりそうだ。
Varietyによると、「グレイズ・アナトミー」などに出演したソフィア・テイラー・アリと「サブリナ:ダーク・アドベンチャー」のタティ・ガブリエルも出演するとのこと。脚本の最新ドラフトは『アイアンマン』(2008)のアート・マーカムとマット・ハロウェイが手掛けており、全米公開は2021年3月5日を予定している。
また『ヴェノム』の続編はフライシャー監督に代わって『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのゴラム役でも知られるアンディ・サーキス監督のもとで製作が進行しており、今年10月の全米公開を予定している。(編集部・入倉功一)