ビートルズの新作ドキュメンタリー、9月に米公開
映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズなどのピーター・ジャクソンが監督を務めるザ・ビートルズのドキュメンタリー映画『ザ・ビートルズ:ゲット・バック(原題) / The Beatles: Get Back』が、9月4日に北米公開されると The Wrap などが報じた。
同作は、伝説のアルバム「レット・イット・ビー」の制作過程と、ザ・ビートルズのファイナルコンサートのほか、サヴィル・ロウにあるアップルのロンドン事務所の屋上で行った伝説のパフォーマンスなどが含まれているとのこと。1969年の1月2日から1月31日までの間に撮影された55時間の未公開映像と140時間にも及ぶ音源を使ったものになるそうだ。ニュージーランドのウェリントンにあるパーク・ロード・ポスト・プロダクションのジャベツ・オルセンによって映像が復刻された模様。オルセンは、ジャクソン監督と『ホビット』シリーズ、『彼らは生きていた』でタッグを組んでいた。
製作はディズニーとアップル・コア(ビートルズによって設立された会社)、ジャクソン監督の制作会社ウィングナット・フィルムズが提携して担当している。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)